CL決勝 レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリー

5/24@ルス(ベンフィカ・リスボン) 4-1(延長)
個で劣るチームが互角に比すにはフィジカルで対抗するしかない。これを体現していたアトレティコ。が、後半ロスタイムに追い付かれるや、延長はどうにも体が動けず、勝負が決まるのは時間の問題だった。選手層が薄い中、攻撃の核2枚を欠いたのも痛かった。
とはいえレアルも、前線の3人はいまいち。ディ・マリア、マルセロ、モドリッチが効いていた。後半20分すぎからアトレティコの運動量が落ちたところでペースは完全にレアル。あとはゴールが決まるかどうかだけ。紙一重だったが、決定機はかなりあった。
これで今季の欧州リーグは終了。今季はアトレティコが大いに盛り上げてくれた。レアル、バルサの牙城を崩しリーガ奪取。過密日程の中、CLも準優勝。立派な成績となった。選手の出入りがあるだろうが、来季も期待したい。
今年はWCイヤーなので、オフは例年以上に選手が動くはず。リフレッシュした各クラブの面々が動き出す8月を楽しみにして、欧州とはしばしのお別れ。来月のWC観戦は控えめの予定。