久々の圧勝!

今回は、
先週末に行われたレアル・ソシエダ戦をレポ。

スタメン

FW:ロナウジーニョエトー、ジュリ
MF:ファン・ボメルイニエスタ、シャビ
DF:シルビーニョエジミウソンプジョル、オレゲー
GK:V・バルデス

試合の流れ

今回は簡単に。
この日は、レアル・ソシエダが攻撃的に出てきてくれたおかげで
バルサ攻撃陣には十分なスペースが。
中盤で簡単にフリーになることもでき、
久々に滑らかなパス回しが展開された。
また、エトーがサイドに流れたときに
ジュリやファン・ボメルといったところがうまく中央へ。
中央が薄くなってしまうきらいもあったが、
それでも相手は捕まえきれないでいた。
ロナウジーニョは基本的に左サイドでプレー。
といっても中央寄りに入ってくることが多く、
サイドを上がってくるシルビーニョをうまく使っていた。
ちなみに右SBはオレゲールなため、迫力なし。
むしろエトーが流れて使うことが多かった。

マン・オブ・ザ・マッチ

ロナウジーニョ
→縦横無尽にピッチを駆け回る。
 また一時期に比べ、コンディションがかなり上がってきた。

総括

戻ってきた流動性

デコ、マルケスベレッチを欠きどうなるかと思ったが、
このチームは層が厚い。
特にイニエスタの活躍は目を引いた。
攻撃力だけならばデコにも引けを取らないのではないか。
パスセンスは以前からだったが、
いつの間にあれほどのドリブルを磨いたのだろう。
それとファン・ボメル
やっと彼の良さが分かった。
それはスペースを嗅ぎわけて入っていくこと。
つまりは回りに使ってもらう選手なのだ。
だから、今回のようにスペースがある試合では持ち味を発揮する。

目を引いた守備意識

攻撃にばかり目が行きがちであったが、
この日は守備で大きな改善が見られた。
それはたとえFWでも、
場合によっては自陣深くまで戻って守備をすることである。
特にSBが高めにプレスに行った裏のスペースを
ジュリがカバーに入っていたのは印象的であった。
さすがにここまでの失点の多さを踏まえ、修正したのだろう。
ただ、中盤から入ってくる選手を捕まえきれない場面も見られた。
この日のピボウテ(ボランチ)はシャビだったが、
毎試合変わるためうまく対応できてないのだろうか。

今後の注目点

この試合、バルサにとって見れば
十分すぎるほどのスペースがあった。
やはり問題は、しっかりと守られたときにも
それをこじ開けられるほどのチーム力があるかどうか。
次節、いまだに4位と健闘しているヘタフェはどう出てくるのであろうか?
はたまた、明日行われるパナシナイコス戦も
どうなるのであろうか?
まだまだ序盤なだけに負けも十分に許される状況。
それだけにこれからも、内容重視で見て行きたい。