早すぎた引退

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今季限りでの引退を決めた川崎の元日本代表MF相馬直樹(34)が12日、神戸戦が行われた等々力競技場で引退会見を行った。「川崎に来て2年間けがが多く、100%で戦うことができなくなったと感じた」と引退を決断した理由を明かした。今後については「サッカー界に少しでも役に立てたら。来年W杯があるのでそれに関連する仕事ができればいい」と話した。
相馬は日本代表の左サイドとして日本が初出場した98年フランスW杯に3戦とも先発。だが「W杯に出たことより予選を突破したこと」が印象深いと言い、特に印象に残る試合に97年11月のアジア最終予選の韓国戦(ソウル、2―0)を挙げた。「(W杯に行けるかどうかで)もう死ぬか生きるかという中で戦った試合だった」と振り返った。相馬は残り4試合で「少しでも記憶に残るプレーをしたい」と話している。


記者会見全文は、川崎フロンターレ公式サイトに記載されています。


特別、僕がコメントするようなことはありません。
ただ本人の気持ちを察するに、
全力でプレーできない歯がゆさを相当感じていたのでしょうね。

最近では久保がそうなように、
日本代表選手は怪我しないと1年中、まったく休みが取れないスケジュールが
選手生命を短くしてしまってるのではないでしょうか?

天皇杯決勝まで行ってしまうと、
翌シーズンの出だしはきついと聞きますし。
「2ndの鹿島」という言葉がありましたが、
それも実は、
天皇杯の疲れが残っているためどうしても1stではコンディションが上がらない、
というのが正直なところなのかもしれません。
 
それと、あの98フランスWC予選の韓国戦、
名波との綺麗なワンツーからサイドを切り込み、
最後はニアーでロペスが引き付けた裏でファーに走りこんだ名波へ出したパスは
今でも目に焼きついています。
本人が決めたことに口出しするつもりは毛頭ありませんが、
やはり早すぎるような気がして残念でなりません。