プレーオフ出場国決定!

 
堅守を売りとするウルグアイ
ホームでアルゼンチンを1−0と下し、
見事プレーオフ進出を決めた。
 
前半は気合が空回る場面も多々見られたが、
後半開始早々
フォルランの折り返しをレコバがきれいに合わせて先制。
そこからは引き分け狙いだったアルゼンチンが攻めに転じるも、
守備は組織されているウルグアイがゴール前を固め反撃を許さず。
最後はイエロー覚悟の激しさで、虎の子の1点を守り抜いた。
これでプレーオフは4年前とまったく同じ組み合わせに。
試合は来月、ホーム&アウェイ方式で行われる予定。
ちなみにオーストラリアを率いるのは、韓国をベスト4に導いたヒディング
順当に行けばウルグアイだとは思われるが、油断のならない相手に違いはない。
 
またアルゼンチンについてもコメントを。
まず、いつもの通りこの試合も「テストマッチ」だった。
つまりスタメン=フルメンバーではない。
というわけで、必ずしもウルグアイ>アルゼンチンとはいえないので
誤解のないように。
むしろ、毎回組み合わせが違うメンバーの中で
よくチームとしてやっていけている、といったほうがいいくらい。
この試合のスタメンでは
(攻撃陣は、クレスポテベスキリ・ゴンサレス、ソリンなど)
リケルメが光っていた。
受け手のタイミングに合わせたパスは絶妙。
途中出場してもあまり目立たなかったアイマールやヴェロンなどより
大きくリードしているのは明らか。
それどころか、アルゼンチンの中心選手を張っているようにも感じた。
 
途中出場といえば、
バルセロナ所属のメッシーが切り札のような使われ方をしていた。
前節は彼で勝ったようなものだっただけに、
早くも認められたのかもしれない。
少なくとも、アルゼンチン代表の中に混ざっても
際立ったプレーぶりを披露していたのは間違いない。
今後の成長が楽しみな存在だ。