残念でなりません

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川崎は10日、元日本代表MF相馬直樹(34)の引退を発表した。相馬は日本代表の不動の左サイドとして1998年W杯フランス大会などで活躍したほか、鹿島では4度の年間優勝に貢献。鋭いクロスなどを武器に輝かしい戦績を残した。
今季、川崎での出場機会は9試合。相馬は引退理由を「会見(12日)で話します」としながらも「早い段階で決めていた。ズルズルという感じはなかったので、区切りを引いて(残りの試合で)皆さんの印象に残るプレーをしたい」と語った。
相馬はチームメートや関係者に引退の意向を伝えた。鹿島のヘッドコーチ時代からともに戦ってきた関塚監督は「経験をチームに生かしてくれた。試合に出れるか、プライドもあると思う」と決断を尊重。相馬は今後について「今まで大きな目標を持って進んできた。それがなくなるので、(次を考えるのは)簡単なことではない。まずは探しながら。サッカーに関係することをやれればいい」と話している。


僕はJリーグ開幕当時から鹿島サポだったので、
相馬さんのことは入団当初からずっと見てきました。
代表で活躍していたときも、
あの天皇杯準決勝で怪我をしてしまったときも、
東京Vにレンタルされていたときも、
そして関塚監督に誘われて川崎Fに移籍したときも。
ずっとずっと見てきました。
それだけに、今回の発表は残念でなりません。
 
バランサーとしてはピカイチな才能があるだけに、
比較的運動量が少なくて済むCBとしてならばまだまだやれたでしょう。
今年、ミランマルディーニがそうしたように。
でもそれを選ばなかったのは、
きっとSBというポジションに相当のこだわりがあったから。
ホーム最終戦となるJリーグ最終節は
すでに他会場のチケットを購入してしまったため行くことはできませんが、
きっと引退試合があるでしょう。
そのときは必ずや行きたいと思います。
 
また、今後もサッカーに携わっていくとのこと。
あの早稲田大学に、
推薦ではなく列記とした受験で入学したほどですから、その頭脳は相当だと思います。
名選手、必ずしも名監督にあらず、といいますが、
相馬さんにはおそらく縁のない言葉。
いつの日か監督として、日本代表に戻ってきてくれていることを信じています。