最後の記者会見?

今日はバルサの試合をお伝えしようと思っていたのですが、
録画が後半途中で切れており…。
やむなく、あきらめました。
ただ、ちょうど取り上げたかった話題があったのでそれを。
 
というのも、天皇杯セレッソ大阪に敗れてしまったジェフ千葉
オシム監督の記者会見コメントです。
もしかしたら、これが最後の記者会見となってしまうかもしれません。
ではじっくりとどうぞ。
http://www.jsgoal.jp/club/2005-12/00027363.html

オシム監督(千葉)
C大阪にとって、ウチはいいスパーリングパートナーだった。そして、C大阪にとっては、いい練習になっただろう。残念だがそういう結果になった。分けて考えたいのは、リーグ戦でのウチの選手はよく戦った。ただ、今日のような負け方をしたとき、何がうまくいかないのか、何ができるのか、(この試合で)はっきり分かったと思う。このチーム(千葉)に直接関係のある人なら、このチームに何が足りないのか、(この試合を通して)よく見てもらいたい。残念なのは、C大阪がリーグ優勝を逃したあとで、すごく気迫のある戦いを見せていたのに対して、ウチはすでにオフの選手が何人かいた。そこが残念。プロなら最後まで戦うべき。C大阪はよく戦っていたし、体も強くて、速いし、内容的にもすごくよかった。とにかく、ここまで足を運んでくれたサポーターには、残念だし、申し訳ない。私がクラブに残るのならば、今日の試合を通して、チームに何が足りないのかが言えるし、今日の試合を見ていれば言う必要もないだろう。あなたがたは、今まで本当の千葉を見ていなかったのかもしれませんね」
Q:今朝決まったW杯の日本の対戦相手の印象は?
「それは、この試合のことについて聞きにきている記者もいるので、外で話します」
Q:C大阪戦は今季は3戦全敗だが、なぜC大阪戦では千葉らしさが出ないのか?
「千葉には千葉のサッカーがあるように、C大阪にもC大阪のサッカーがある。ウチが苦手にしているのは、体が強くて、高くて、身体能力のあるチーム。ウチの選手は軽く小さいので、運動量でカバーしないといけない。日本ではまだ技術重視の傾向があるが、世界の高いレベルでは強さも必要。残念だが、世界のサッカーのトレンドはできるだけ速く、強く、高い選手。そういう選手が必要ということだ」
Q:来季もクラブに残る可能性は?
「(笑)。私のような年になると、そういうことをよく考えるのは当然のこと。うまく考えられるかどうかは分からないが。そんなに簡単な話ではない。私ひとりで残るかどうかは決められない。クラブの考えもあるので」
Q:林の投入から流れが変わったようだが、投入時間は適切だったか?
「ひとつは入った時間帯について、その時間には一方的に攻められていたので、失うものもなかった。林を入れて3トップにすると、もっと点を取られる危険性も当然あるわけだが、そんなことはもう関係ない(時間帯だった)。林については、彼は自分が何本走れるかわかっていない。そのため、最初からは使いづらい。ただ、持っているタレントは日本のなかでもかなり高いと思う」
 
(司会から記者に)質問はもうないでしょうか?
「もう何も言うことはない。みなさん、よいお年をお迎えください」
 
以上