怪しくなってきたバルサの先行き
今日はカディスとの一戦がありました。
この試合にはクラブ新記録となる公式戦12連勝がかかっておりました。
結果
カディス1−3バルセロナ
前半32分ジュリ
前半45分エトー(PK)
後半3分エトー
後半44分ミロサフリェヴィッチ
メンバー@バルサ
FW:メッシー、エトー、ジュリ
MF:デコ、イニエスタ、エジミウソン
DF:ファン・ブロンクホルスト、プジョル、マルケス、オレゲール
GK:ビクトル・バルデス
途中出場:ラーション←ジュリ、モッタ←イニエスタ、エスケーロ←メッシー
寸評
後半早々に3−0とした時点で勝負あり。
下位を行くカディスでなくとも、この点差は厳しかったはず。
が、3−0に至るまでのバルサは苦しい試合運びを余儀なくされた。
前節のセビリア戦に引き続き、中盤がほとんど作れず。
前半はカディスが飛ばし気味で来たこともあり、
ダイレクトプレーでも相手のプレスをかいくぐれず。
はたいてもすぐにその先で当たられてしまう、といった具合。
また、この日のデコの出来はいまいち。
見るからに体が重そうで、いつものキープ力が見られない。
さらには、確実にキープできるロナウジーニョがいなかったことも
明らかに響いていた。
逆に守備面では、再三に渡りファン・ブロンクホルスト(以下ジオ)の裏を狙われ。
ジオはやや高めの位置取りをすることが多く、裏を空けてしまうことがあり、
そこを見事に突かれていた。
実際、際どいクロスも数本。
プジョルやマルケスのカバーリングがなかったら、もしくは攻撃に鋭さのあるチームだったら、
間違いなくやられていただろう。
そこをなんとか耐え、一瞬の隙を突いてのゴール。
それなりの守備力を証明できたとも言えるが、
試合を支配できていなかっただけに今後への不安も残る一戦となった。
次節はミッドウイークのセルタ戦。
これで年内は終わりとなる。
インフルエンザのロナウジーニョは帰ってくるであろうか?
やはり、いい形で今年を終わりたいものである。