これで金満経営に終止符か?

http://sports.yahoo.co.jp/hlc=worldsoccer&a=20051230-00000057-jij-spo

英国のカボーン・スポーツ相が、プロサッカーへのサラリーキャップ(年俸上限)制度導入を検討していることが30日、分かった。英デーリー・エクスプレス紙が報じた。
カボーン・スポーツ相は「英国の(プロ)サッカーは、14億ポンド(約2840億円)をテレビ放映権料から得ており、その大半が選手の給与に回っている。(選手の)年俸を制限し、代理人を抑制する必要がある」と、肥大化する一方のサッカー界に何らかの歯止め策が必要との見解を示した。欧州各国のスポーツ大臣による団体の会長も務めている同相は、来年6月までに提案書を作成し、欧州全体での統一ルール作りを目指す構え。欧州サッカー連盟UEFA)とも協力していくという。 

ある程度、クラブによって予算が異なってしまうのは、
それぞれの経営能力、営業努力、サポーター数などによって異なるもの。
しかし、現在のチェルシーのように、
あきらかにお金に物を言わせてチームを強化してしまうのはどうかと思っていました。
これを見過ごしたままにすれば、
いずれかサッカー人気が廃れてしまうと思ったからです。
また、放映権料の高騰により、
人気クラブほど有利な状態になっていたのも事実。
アメリカ大リーグで贅沢税が導入されたように、
ある程度、クラブの力が均衡されるべき制度が導入される時期に来ているといえるでしょう。