マンチェスター・ユナイテッドvsバルセロナ

先週に引き続き、準決勝2ndレグ@オールド・トラフォードです。

メンバー

バルセロナ
FW:イニエスタ(→アンリ)、エトー(→ボージャン)、メッシ
MF:シャビ、デコ、ヤヤ・トゥーレ(→グジョンセン
DF:アビダルガブリエル・ミリートプジョルザンブロッタ
GK:ビクトル・バルデス
マンチェスター
FW:C・ロナウド
MF:パク・チソンテベス、ナニ(→ギグス
   スコールズ(→フレッチャー)、キャリック
DF:エブラ(→シルベストル)、ファーディナント、ブラウン、ハーグリーブス
GK:ファン・デル・サール

試合展開

ユナイテッドのホームということで、立ち上がりは予想通り出てくる。が、バルサもそれに備えていたようで慌てず。拮抗した立ち上がり。
が、前半14分、ザンブロッタのクリアが小さくなったところスコールズが見逃さずに見事なミドルシュート。これはGKどうすることもできず。ザンブロッタのミスは小さなものだし、ここはスコールズをほめるべき。あそこで狙っていたのはさすが。
その1点でユナイテッドが俄然勢いづく。パスもつながるようになり、バルサは守勢に。それでも攻めきれないで入ると、メッシのドリブルを突破口としてバルサも反撃開始。シュートまで至るシーンはほとんどないも、もう少しといったところで前半終了。
後半になると、1点リードされているバルサが攻勢を強める。メッシを中心に、その周囲でパスを絡めての攻撃。が、ユナイテッドの固い守備を崩せず。アンリ、ボージャンを投入したのは後半20分すぎ。このころにはユナイテッドはしっかり守ってからのカウンターに切り替え、1点を守りきろうとする。まるで1stレグのような展開。そして内容までも同様。最後の砦を崩しきれず、ロスタイムになるととにかく前へほうりこみだすもダメ。結局180分間、ユナイテッドのゴールをこじ開けることはできなかった。

総括

やはり、バルサの攻撃陣はここまでということなのか。リーガでの出来を思い返してみれば、むしろよくやったといってもいいのかもしれない。それぐらい、今シーズンはよくなかった。リーガの優勝も絶望的だし、あとはいかに来季につなげるかだろう。それとCL本戦へのストレートインに切符は取っておきたいところ。残り3試合、なんらかのきっかけをつかんで終わりたい。
スペインでは、早くも来季の編成が取りざたされているのだろうか。しかし、そこそこ人材がいるだけにどうやって補強していくのだろう。左サイドはロニーが抜けるとして、そこの穴埋めか。それ以外は大きな上積みをどこでするのか。疑問である。
最後になるが、これでバルセロナを取り上げるのはしばらくなくなるかも。リーガはほぼ決まっているので、プレミア(残り2試合)とCL決勝に注目していきたい。