チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド

スコア

チェルシー1−1ユナイテッド
PK5−6

メンバー

チェルシー
FW:マルダ(カルー)、ドログバジョー・コールアネルカ
MF:バラックランパードマケレレベレッチ
DF:アシュリー・コール、テリー、リカルド・カルバーリョエッシェン
GK:チェフ
ユナイテッド
FW:テベスルーニー(ナニ)
MF:C・ロナウドハーグリーブススコールズギグス)、キャリック
DF:エブラ、ヴィデッチ、ファーディナント、ブラウン(アンデルソン
GK:ファン・デル・サール

総評

試合内容と結果は必ずしも一致しない。今まで何度も見てきたものでしたが、今日改めて感じさせられました。今日ばかりはチェルシーに勝たせてあげたかったです。
試合の立ち上がりこそユナイテッド優勢も、1点取ってからは落ち着いてしまい逆にチェルシーが果敢に攻める形。得意のカウンター&パワープレイがさえ、何度かチャンスを演出。1−1になってからもチェルシーペースでしたが、結局延長も含めて得点を奪えず、PK戦へ。
PK戦も、4−4で5人目のキッカー、テリーが決めれば勝利というところまで行ったのですが、そこでなんと足をピッチに滑らしてしまいまさかのシュートミス。その後サドンデスも7人目で止められてしまい万事休す。ユナイテッドの勝利となりました。
思い返せば、今年のチェルシーは監督の辞任やら、ドログバのごだごだやら、いろいろありました。そんな中でもプレミアでは最後まで優勝争いを繰り広げ、CLもここまで駒を進めてきただけに、最後に花を持たせてあげたかったです。
そしてテリー。あなたはなにも悪くありません。試合終了とともにピッチにふさぎこんでしまいましたが、幸か不幸かユーロはありませんから、ゆっくり休んでください。ランパードもメンタル的に厳しい中、よくフィジカルをあげてきたと思います。
これでチェルシードログバは見納めでしょうか。少なくとも、メンバーの入れ替わりは毎年のことですから、また来季はいいチームを作って臨んでもらいたいです。
最後にユナイテッドですが、あのバイエルンをロスタイムで下した勝利以来で、実に9年ぶりのビッグイヤー獲得だそうです。そこまで長かったとは。堅い守備を基礎としてここまで勝ちあがれたのだと思います。ポジションに関わらず、労をいとわない守備は今日も健在でした。プレミアシップとの2冠は見事です。おめでとうございました。