日本vsオーストラリア

XAVI2009-02-12

09/02/11@横浜国際総合競技場

スコア

日本0−0オーストラリア

メンバー

<日本>
GK: 18都築龍太
DF: 2中澤佑二(cap)
  4田中マルクス闘莉王
  15長友佑都
  6内田篤人
MF: 10中村俊輔
  7遠藤保仁
  8松井大輔→16 大久保嘉人(後半12分)
  17長谷部誠
FW: 11玉田圭司
  9田中達也→13 岡崎慎司(後半38分)
サブ: 1川島永嗣
  3寺田周平
  14橋本英郎
  5今野泰幸 
  12巻誠一郎
<オーストラリア>
GK: 1シュワルツァー
DF: 11チッパーフィールド
  3ムーア
  2ニール(cap)
  8ウィルクシャー
MF: 5カリーナ
  13グレッラ
  16バレリー
18ブレシアーノ→10 カーニー(後半47分)
    14ホルマン→7 ガルシア(後半19分)
FW: 4ケーヒル→9 ケネディ(後半40分)
サブ: 12ペトコビッチ
  15ノース
  6ジェディナク
  17マクドナルド

総評

実は久々にしっかりサッカーを見ました。が、豪州(以下、豪)同様、90分は体力(集中力)が持ちませんでした(苦笑)なにはともあれ簡単にレポを。
 
日本はホームですし、豪相手といえどできれば勝ちを狙うはず、それに対して怪我や強行スケジュールでメンバーが揃っていない豪がどう戦うのかをひとつのポイントとしてみていました。
先に言ってしまえば、豪は終始引き分け狙いで無理をしないサッカー。フォーメーション4−3−2−1で、前の3人もある程度チェックにいけるメンバー。後ろは意外とラインが高かったです。スタメンにケネディを入れていないのはコンディション不良か、と思ったのですが、最後に出てきてそれなりに動けていたのでむしろ周りのフォローが望めないからスタメンから外した、と解釈しました。
さて試合内容ですが、よくあるキリンチャレンジマッチのように、やはり強行軍の豪はコンディションがきつく。ある程度引いて守るも、それでも後半の中盤くらいからは運動量が落ちてDFラインを上げられなくなり日本ペースになりました。ここで何度かあった数的有利な状況で決められなかったのが
引き分けになってしまった一番の原因だと思います。
言ってしまえば決定力不足であり、これは昔からのテーマ。崩しのところまでは行くのですが、そこからのクロスの精度、シュートの精度、個での打開力などが課題でしょうか。とはいえ運動量(オーバーラップ)やポジショニングはクリアできてきたと感じました。
この点は突っ込んでコメントしてもらいたかったのですが、解説者(山本さん)も、監督、選手もさらりと交わしていました。残念。
試合に戻りますと、その後の岡崎投入が結果として完全に裏目に。すぐに彼のファウルからセットプレーを与えてしまい、またケネディ投入もあいまって、ある程度受けに回らざるをえなくなり攻撃への意識がやや弱まってしまいました。逆に豪はここで畳み掛けてくるのかと思いきや、こちらもセーフティーファーストで後ろはしっかり人数を残していました。
最後は共に守備優先になってしまい、そのままスコアレスドローに。
試合内容、相手メンバーから見るに引き分けという結果は可もなく不可もなく、ぐらいでむしろ残念なほうが大きいように感じました。が、ここまで全勝の豪に引き分けたと思えばいいですし、またゴールへとつなげる攻撃が豪程度に厚い守備に対しての課題として改めて確認できた、と思い今後改善していけばいいと思いました。