カシマサッカースタジアムへ行って

昨日は鹿島へ。
鹿島アントラーズvs柏レイソル戦を見てきました。
一サポーターとして試合を見ていたのでレポは書けませんが、
それでも印象に残ったことをつづっていこうと思います。

いつもより力強かったサポーター

この日のゴールはいつも以上に熱かったです。
声はかなり出ており、統一感も抜群。
後半途中、PKの場面に本田が出てきたところでボルテージは最高潮に。
久々にキャプテンマークを巻いた本田の姿には
心を動かされるところがありましたし、ゴール裏もそうだったのでしょう。
また、本田が出てきたということで
優勝の芽がなくなったことを意味すると思ったサポーターも多いはず。
元から優勝の可能性は低いのを覚悟で来ていた人が多かったみたいで、
優勝できなかったことよりも、ずっと閉塞感のあった攻撃陣が爆発したことで
すっきりした気持ちになれたんだと思います。
試合終了後、スタジアムはそんな満ち足りた雰囲気になっていました。
サッカーを通してみんなで喜びを共有できた、
そんな気持ちにすらさせてもらえました。

思わず感極まったトニーニョ・セレーゾ

試合終了後、ホームゲーム最終戦ということでサポーターへの挨拶が。
今年で退団するセレーゾ監督がチームを代表してしました。
いつの間にか、6年にもなっていた任期。
様々な思い出が走馬灯のように頭をよぎったのでしょう。
マイクの前に来ると
思わず感極まってしまい、しばらくは言葉が出てきませんでした。
そして一言一言噛みしめるようにサポーターへのお礼。
それに対し、サポーターからトニーニョ・セレーゾコール。
挨拶後、全員で場内を一周、
全員がピッチをさるや、セレーゾだけが再びゴール裏のサポーターのところへ。
するとインファイト(鹿島サポーターの団体)の幹部10数人が場内に降りてきて、
セレーゾを取り囲み、胴上げをしてあげていました。
彼への手厳しい批判が集中したときもありましたが、
最後にああいう形で送り出せるのはチームをこよなく愛しているからこそ。
鹿島のサポーターは温かい。
そう再認識させられました。

試合終了後も販売してくれていた出店

底冷えしていたカシマサッカースタジアム
それを察してか、試合終了後も出店は営業してくれていました。
僕は完全防備で行ったので大丈夫だったのですが、
中にはいかにも寒そうな人も。
そんな人たちにとって、
温かい食べ物はさぞかしありがたかったはずです。
カシマサッカースタジアムの出店は
業者さんではなく地元各自治体が開いているもの。
だからこそ、そういった細かな心配りができるのかもしれませんね。

募金活動への謝意

「目標金額130,000,000円達成!
 ご協力ありがとうございました」
という垂れ幕が、選手の垂れ幕に混ざって掲げられていました。
これは先日取り上げた、あやかちゃんへの募金活動のことですね。
分かる人だけには分かる、そんなメッセージもよかったです。

終わりに

昨日はもちろんサッカーを見に行ったのですが、
思わぬ収穫がいろいろとありました。
また今回はあえて個々の選手に言及することは控えましたが、
生で見たからこそよく見えた選手の特徴もありました。
テレビ観戦もいいが、スタジアムへ足を運ぶのはなおさらいい。
そう思えた一日となりました。