いい弾みとなったベティス戦

CLを前にした最後の試合。
連敗の悪い流れを断ち切る意味でも
絶対に勝利の欲しい一戦であった。
?結果
?(チェルシー戦を意識しながらの)寸評

結果

バルセロナ5−1ベティス
メンバー(バルセロナ)
FW:ロナウジーニョエトーラーション
MF:デコ、イニエスタエジミウソン
DF:シウビーニョ、オレゲール、プジョルベレッチ
GK:ビクトル・バルデス
※この日はプジョルがいつもの左ではなく右CBに入っていた。
途中出場:ガブリ←ベレッチ(64分)モッタ←イニエスタ(69分)メッシ←ラーション(77分)
イエローカードベレッチ、モッタ、エジミウソンイニエスタ(順不同)

(チェルシー戦を意識しながらの)寸評

是が非でも勝ちたい。
そんな雰囲気が立ち上がりから感じられるゲームであった。
 
この日のバルサは立ち上がりから積極的。
早くゴールを奪いたい、そんな気持ちが垣間見られた。
しかしそんな気持ちがやや空回り。
早めにロナウジーニョに入れるのはいいのだが、
逆にデコ、イニエスタといったところでの組み立てがややおざなりになる。
また、攻撃意識が高い分、守備がややルーズに。
前がかりになっているだけに裏にスペースが空き
さらには中盤でのプレスが甘いため、簡単にフィードを出させてしまう。
そのため、裏を何度か突かれていた。
特にCBに入ったオレゲールはやや前に気を取られてしまうところがあり、
何度かその裏を突かれる。
相手FWがダニだったからよかったものの、
クレスポドログバだったらやられていたのでは?
 
そんな中、前半に3点取れてしまったことにより勝負あり。
その後はややのんびりしたムードで試合は進む。
 
後半は、慣らし運転といったところ。
みんな無理をしないし、ロナウジーニョは魅せようとしたプレーを連発。
さらには怪我上がりのベレッチを途中交代、
同じく怪我上がりのモッタ、メッシを試運転できたのは
チェルシー戦に向けて大きな収穫。
(モッタ復帰おめでとう!)
FKからホアキンにやられはしたが、
あれもチェルシー戦に向けていい課題。
これで、ああいうシチュエーションから
ランパードにやられる危険性が減ったのでは?
イエローカードが多かったのはいただけないが、
ここのところの悪い流れを断ち切るという意味で大いに収穫のある試合となった。