決戦前夜
明日の決戦を前にして、最後のまとめを。
メンバー
バルセロナ
普段は毎日更新されている公式ホームページのニュース欄、今回は3月4日で止まってしまっている。そのため、召集メンバーは分からず。ただ、おそらくは1stレグと変わらないはず。
予想スタメン
バルセロナ
おそらくは、1stレグと同じ。
チェルシー
3バックもオプションとしてもっているが、さすがにスタートは4−3−3であろう。後半になりどうしても点が欲しいときは、3バックや2トップ(4人FW)も考えられるが。
1stレグで退場となったデル・オルノの代わりにはギャラスが入るはず。1−2とビハインドを負っていることを思うに、ランパードは頭から使ってくるだろう。というのも、彼の精度の高いFKは大きな武器であるから。それに彼がいないと(彼のポジションは左MF)、メッシ&デコを止めるのは相当厳しくなるのでは。なお、前3枚についてはあまりよく分からないので、あえて差し控えさせていただく。ただ、左WGはスピードのある選手を使ってくるであろう。
注目ポイント
バルサにとっての右サイド、チェルシーにとっての左サイドでの攻防
このサイドで攻防、どちらが主導権を握るかが試合全体の勝敗に大きな影響を与えてくるだろう。1stレグではいずれも同サイドからの攻撃を許していた。ここをどう、うまく相手の攻撃を弱らせながら、自分たちが攻撃していくか。メッシ、ロッベンともに守備もするため、うまくいけば相手の攻撃を弱らせることが出来る。
バルサは残念ながらオレゲールで精一杯。彼以上にディフェンス能力のあるSBはいない。そのため、ここを突かれることは間違いないだろう。WGのみならず、CFにも裏のスペースを狙われるはずだ。そこをどう耐えるのか。どれだけ修正してきているのか。ここは大きな注目点だし、また個人的にも期待している点である。
一方のチェルシー。こちらはギャラスが復帰したことが非常に頼もしい(煩わしい)。ディフェンスに長けた彼は、メッシの前に大きく立ちはだかるはずだ。また、WGは立ち上がりからガンガン来るであろう。スタメンとなる左WGの出来が悪いとあらば、早めの交代もありうる。それほど攻撃面で大きなウェイトがあるといえよう。おそらくはロッベンを使ってくるのでは。
中盤での攻防
1stレグでは、多くの時間を中盤での攻防に費やしていた。もっといえば、チェルシーが組織的によく守っていた。この構図は2ndレグも変わらないはず。いかにしてマケレレを引っ張り出してくるか。これが大きな注目どころ。
試合展開
最初から飛ばしてくるチェルシー
最低でも2点取らなくてはならないチェルシー。おそらくは始めの15分、飛ばしてくるだろう。バルサにとってみれば、ここがひとつの山場。ここを乗り越えられればチェルシーはいやおうなくペースダウン。そこに隙ができるはずだし、また流れもバルサに傾いてくるであろう。とにかく、最初を耐えてもらいたい。
変わらぬバルセロナの攻撃、積極的になりうるチェルシーの守備
両SBが控えめポジションを取るのは変わらないであろう。今回はホームであるが、リードしているとのことから1stレグのような試合運びをするはず。反面、チェルシーはもっとプレスを高い位置からかけてくるのではなかろうか。1stレグでは、エジミウソンにほとんどプレスがかかっていなかった。が、ここで取れればチェルシーにとって大きなチャンスになる可能性が高い。去年はこれでやられているし、また今年の1stレグではこれを危惧して、あえてエジミウソンの出来をポイントに挙げさせてもらった。最近は安定しつつあるエジミウソンだが、スペースがあるとときたま大したことのないドリブルをしてしまう。それが出ないことを切に願う。
まとめ
本当の勝負は後半にあり
2ndレグの後半は、特にすごいことになるであろう。試合の重み、因縁等々、この一戦にかける思いが前面に出てくるはずだ。気迫もさることながら、集中力も高まるはず。ハイレベルなプレーの連発に期待したい。
もう少し書くつもりでしたが、疲労のためここで断念。明日に備えなければならないし。明日は生放送で応援したいのですが、1stレグで騒ぎすぎたため家族からすでにイエローカード。2ndはさらなる興奮が予想され、またさすがに家族からのレッドカードはやばいので、またしても情報シャットアウトをし録画を見ることに。というわけでレポは遅くなるかもしれませんが、書く予定ではいます。みなさんも、騒ぎすぎにはご注意を。最後に、バルサの勝利を信じて。