ロシアvsオランダ

XAVI2008-06-22

昨日のトルコに引き続き、いえそれ以上の驚きを見せてもらいました。

スコア

ロシア3−1オランダ
(90分では1−1、延長は2−0)
'86ファン・ニステルローイ '56パブリュチェンコ '112トルビンスキー '116アルシャフィン

総評

ここまでの戦いぶりからして、ロシアがどこまでオランダに抵抗できるか、と思っていたのですが、まさかのアップセットでした。しかもこの延長も、オランダがギリギリで追いついてのものです。
中2日のロシアと、ほとんどが中7日のオランダ。それでも動けていたのはロシアでした。特に後半で力を振り絞ってしまったかのようで、延長はもうロシアのいいところが目立つばかり。特にアルシャフィンはよかったです。2試合出場停止でもメンバーに入れたのが分かりました。 
オランダは右サイドばかりくずされていました。ブーラルーズに代わって入ったハイティンガがよくなかったですね。中央はふたができていても、横から崩されていました。 
グループリーグではよかったのですが、この試合のオランダにあれほどの脅威は感じませんでした。それよりなによりロシアがよかった。そうだと思います。オランダ戦に合わせてここまでやってきたのではないかと思ってしまうようでした。
 
これで準々決勝はなんとここまで、すべてグループ2位の勝ちあがりですか。グループリーグの勢いで一度苦労して勢いをつけたほうがいいってことなんでしょうか。とはいえ、明日はスペインが勝って払拭してもらいたいです。
 
イタリアはピルロ、ガトゥーゾが出場停止ですが、アクイラーニ辺りが入ってかえって球が回るようになるかもしれません。ここまでトニは静かにしているので、不気味なものがありますし。明日こそ集中して見られたらいいな、と思いつつ、残り4試合を出来る限り楽しみたいと思いました。