いよいよ決勝戦!

XAVI2008-06-29

早いものでユーロも明日未明に決勝戦
ここまであっという間でした。
 
といいながら実は準決勝のスペインvsロシア、今朝見たばかりです。
簡単に振り返ります。
 
4−4−2で、グループリーグも戦ったメンバーでしたが、ビジャが前半に負傷。
代わりに入ったセスクが入り、4−2−3−1になります。
そのセスク、ロシアがプレスをよりかけてきた後半に、目立った活躍をしていました。
2アシストですが、攻撃時に前へと出て行く動きはアーセナルにいるときのようでした。
また、ワンボランチではなく、
ダブルボランチで、そこからひとりは攻撃時にやや高めのポジションを取る、ということで、
4−1−4−1にするよりも攻守に渡ってバランスが取れていました。
この試合の後半は、
バルセロナがCLを制覇したときのような、それぐらいの球回りのよさがありました。
シャビ、イニエスタ、セスクと中盤には3人もバルサカンテラ育ちがいるわけですが。
 
回りが動きながらパスを回し、隙ができたところで攻めていく。
相手が出てきてくれたことでスペースも生まれ、攻めやすかったんだと思います。
実際、引かれたイタリア相手には苦戦しましたから。
 
もうひとつの準決勝、ドイツvsトルコですが、
後半の後半ぐらいからちょっと見ただけです。
ということで特に感想はありません。
 
さて決勝を戦うに当たってですが、
スペインは1トップにするのか、2トップにするのか分からないといっていますが、
いずれにせよ、好調だったビジャが欠場濃厚な今、
キーマンは間違いなくセスクでしょう。
どのタイミングで出てくるのか分かりませんが、
彼がどれだけ活躍できるかが優勝へのバロメーターだと思います。
シルバ、イニエスタの両翼はよく動いていますし、
またボランチのサポートもあるでしょうから、それなりにはパス回しはできるはず。
問題はドイツが引いてくるのか、それとも出てくるのかですが、
いずれにせよ縦への守備には弱さがあるので、そこをうまく突ければいいと思います。
グイサもいますが、やっぱりトーレスに決めてもらいたいですね。
 
対するドイツですが、
サイドにポジションをとるポドルスキーとシュバンシュタイガーの攻撃が起点となります。
中にはクローゼがいますし、やはりこの2人がどれだけできるか。
セットプレーも大きな武器になりますので、そこもポイントでしょう。
バラックの出場が危ぶまれていますが、なんとか間に合うことを期待しています。
2002年WC決勝は出場停止で出られませんでしたから。
中盤で相手が回しているところをかっさらって、
サイドに流して速攻、が狙い目でしょうか。
 
と両国の立場から書きましたが、
個人的にはスペインに優勝してもらいたいです。
MVPはセスクかビジャで。
決勝で2ゴール決めてトーレスでもいいですけど。
準決勝のように魅せるサッカーをして、
さらには結果も出してしまえたらこれ以上のことはないです。
今まではどうかな、と思って見てきましたが、
決勝ばかりは期待して見ます。